ワキガの塗り薬ってたくさんあってどれがいいのか迷いますよね。ワキガ薬を選ぶ際にチェックしたい特徴は大きく分けて三つあります。
1. 殺菌効果に優れている
2. 制汗効果に優れている
3. 肌に優しい強力なワキガ薬
肌が荒れてしまっては意味がないですよね。逆に肌には優しいけど全く効果を感じられないワキガ薬もあります。自分の体にはどんなワキガ薬が合っているのかそれぞれの長所と短所や選び方をまとめてみました。
優秀なデオドラントとは?
汗の量やアポクリン汗腺の性質などは人それぞれ違います。そのため自分に合うデオドラントも人それぞれ違うのです。優秀なデオドラントとは消臭持続時間が長い、塗り直す手間が簡単に済むこと、肌に優しいことです。日常的に使うものですから効果が感じられて手軽に使えて安全なものが一番ですよね。それを考えてデオドラントを見ていきましょう。殺菌効果が抜群に高くても汗ですぐに流れてしまうのなら頻繁に塗り直しが必要になってしまいます。逆に制汗作用が高いデオドラントでも少量の汗でもひどく臭う人や制汗成分が効かない体質の人は効果を感じにくいですね。強力な殺菌成分で効果が長持ちするデオドラント殺菌作用の強さが売りのデオドラントは脇の下の雑菌の繁殖を抑えて脇を清潔に保つことで臭いそのものを発生させないようにする仕組みです。
殺菌作用を持つ有効成分はイソプロピルメチルフェノール、塩化ベルザルコニウム、銀イオン、ミョウバンなどがあります。中でも強力なのがイソプロピルメチルフェノールです。ワキガの原因菌であるコリネバクテリウムや汗臭さの原因である表皮ブドウ球菌など多くの細菌に効果的な殺菌成分です。殺菌力が強力だと肌にも悪そうですがほんの少量でも充分な殺菌効果を発揮します。厚生労働省は市販のデオドラントや化粧品には濃度が0.1%以下になるように定めており、肌トラブルを起こすことはほとんど無いようです。制汗作用で菌を繁殖させないデオドラント汗腺の出口をふさいだり、汗腺に直接作用して汗を分泌を抑制する成分です。アポクリン腺からの汗をエサにしてワキガ臭を発生させるコリネバクテリウム菌の増殖を抑えワキガ臭を減少させます。塩化アルミニウム、パラフェノールスルホン酸亜鉛、酸化亜鉛、ミョウバンなどに制汗作用があります。中でも制汗効果が最も高いのが塩化アルミニウムです。他の制汗成分と違うところは汗腺の出口を完全にふさいでしまうこと。塩化アルミニウムは汗と混ざるとゲル化して汗腺の出口をふさぎます。同時に汗腺の出口の形を変性させて汗を止めるので高い制汗効果があります。肌に優しいデオドラントワキの下の皮膚は腕や脚と比べて肌が薄くて柔らかくデリケートです。しかもエクリン腺やアポクリン腺などの汗腺も集中していて蒸れやすい。さらにワキ毛の処理でデリケートな皮膚を傷つけてしまっているのです。そこにワキガ薬に配合されている保存料や着色料、石油系の界面活性剤などの有害な物質を塗ると肌トラブルの原因となってしまいます。敏感肌や乾燥肌などトラブルを起こしやすい肌を持っている人はなるべく無添加のワキガ薬を使うようにしましょう。
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